2021/09/05

相続税かかる?かからない? 自分で判定する方法!シリーズ➀

遺産の手続で気になるのは、「相続税がかかるか、かからないか」ということではないでしょうか。
今回は、「相続税がかかるか、かからないかを自分で判定する方法」について解説していきます。

相続税のかかる、かからないの境界線

▶基礎控除以下であればかからない

相続財産の額が基礎控除を超えると、相続税がかかります。
「基礎控除」は次の計算式で計算します。

3,000万円+600万円×法定相続人の数

では、「法定相続人の数」はどのように数えるのでしょうか。
数え方は、亡くなった方の家族構成によって3パターンあります。

➀ 配偶者+
➁ 配偶者+亡くなった方の父母や祖父母
➂ 配偶者+亡くなった方の兄弟姉妹

配偶者はどのパターンでも登場します。配偶者は常に相続人となります。
他の相続人の数え方は、3つのパターンのうち好きなものを選択できるわけではなく、
優先順位にしたがって決まります。
優先順位は➀が一番高く、➂が一番低くなっています。

それぞれの具体例を確認してみましょう。
  • 配偶者+

    この場合は、配偶者1人、子3人で合計4人になります。
    基礎控除は3,000万円+600万円×4=5,400万円になります。
  • 配偶者+亡くなった方の父母や祖父母

    ➀に当てはまらない方は、➁の配偶者と亡くなった方の父母や祖父母が相続人になります。
    イラストの例ですと、配偶者1人、亡くなった方の父母2人で合計3人になります。
    基礎控除は3,000万円+600万円×3=4,800万円になります。
  • 配偶者+亡くなった方の兄弟姉妹

    ➀、➁に当てはまらない方は ➂の配偶者と亡くなった方の兄弟姉妹が相続人になります。
    イラストの例ですと、配偶者1人、亡くなった方の兄弟姉妹1人で合計2人になります。
    基礎控除は、3,000万円+600万円×2=4,200万円になります。
  • 番外編 ➀~➂に当てはまらない場合は?
    相続人がいないことになります。
    この場合の手続は複雑になるのでここでは割愛します。

相続財産になるものは?

次にどの遺産が相続財産となるのでしょうか?
基本的には亡くなった方が所有していた財産はすべて相続財産となります。

  • 現金・預金 
  • 土地・建物
  • 株式
  • 生命保険金等・死亡退職金等 
これらのものは、実際の通帳に残高が残っていたり、証券会社や保険会社から発行された書類で確認ができるため見落としは少ないと思います。
それでは、こちらはどうでしょうか?
  • 亡くなる直前3年以内に贈与してもらった現金など
  • 葬儀費用の支払いのために亡くなる直前に引き出した現金
「相続財産」と言われるとピンとこないかもしれませんが、こちらについても相続財産になります。(他にもたくさんあります。)
見落としがちになるので、気を付けましょう。

相続財産の金額の算定の仕方

相続税がかかるか、かからないかは、基礎控除と相続財産の金額を比較して判断します。
ところで、それぞれの財産につけられる金額はどのように計算すればよいのでしょうか?


実は、現金、株式、土地など、財産の種類によって金額の計算にはルールがあります。
これを、「評価」と言ったりもします。

「そんなルール知らない!」といったときは、こちらの国税庁のサイトを利用しましょう。
財産の種類別に入力方法が解説されており、簡易的に評価をするには便利です。

●国税庁 (画面中ほどにあります。)
相続税の申告要否判定コーナー
相続税の申告要否判定コーナー

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/shinkoku/sozoku/sozoku.htm

こちらの判定で「相続税の申告は不要です。」となると、相続税がかからない可能性があります。
しかし、相続財産の金額が基礎控除をギリギリ下回るような場合は要注意です。
詳細な判定をしてみると基礎控除を超えてしまったり、基礎控除ギリギリで申告しなかった方は税務調査のターゲットに選ばれやすくなっています。

このような場合は、詳細な調査をもとに判定されたほうがよいかと思いますので、税理士に相談することも検討しましょう。

まとめ

 基礎控除額の計算は相続人の数で決まる
  相続税のかかる、かからないは、国税庁の判定コーナーを利用しよう
  相続財産の額が基礎控除額ギリギリの方は、念のため税理士に相談しよう

自分で出来るところ、税理士を頼るところを賢く使い分けましょう♪


★みやび相続支援機構では随時、相続のご相談を受け付けております★

■ 相談方法
 ご来所 (初回相談無料)

 ※注意事項
 ・LINE、メール、お電話でのご相談は賜っておりません。
 ・脱税相談と判断した場合はお引き受けいたしかねますのでご了承ください。
 
■ お問い合わせはこちら
  https://naho-taxoffice.com/contact/

■ こちらでもお役立ち情報を発信しております♪ 
Twitter:https://twitter.com/naho_taxoffice

CONTACT

お問い合わせはこちらから

お気軽にお問い合わせください。

電話でお問い合わせ

076-208-3963

平日 9:00~19:00

LINEでお問い合わせ

面談ご予約は
LINEでも賜っております。
お友達登録はこちら!