相続対策のながれ|財産の検証からプラン立案・実行まで

相続対策についてウェブサイトや書籍などでさまざまな方法が解説されていますが、
- ・個々の手法にメリット・デメリットがある
- ・やり方が合っているのか分からない
- ・税務署には質問しにくい
- ・自分に合った節税方法が見極められない
- ・個人の力で行うには、時間と労力がかかり限界がある
といった壁にぶつかり、税理士に相続対策を依頼しようとご検討されている方がいらっしゃると思います。
そこで、税理士にもしも相続対策を依頼したのなら、どのような流れで対策を行うのか、一例として弊社にご依頼いただいた場合の流れをご紹介します。
01 財産の検証・対策プランの策定
事前ヒアリング
お客様の家族構成や現時点でどのような財産をお持ちか伺います。
相続対策では、1円単位までの詳細な状況までは必要ございませんので、大まかに数十万~数百万単位で相続の対象となる財産の洗い出しをします。

予測納税額の試算
事前ヒアリングで伺った内容を元に、実際の相続税申告書に数値を落とし込んで予測納税額を算出します。

節税方法プランの立案と打ち合わせ
予測納税額なども考慮して、対策の選定とプランを立案します。
対策方法には難易度があり、段階に応じて複数のプランを提案をいたします。

成果の出やすさや実行可能性をレポートし、ご提案いたします。
数回の打ち合わせを通して、どのアプローチから取り組みを行うか、目標となる成果を決めていきます。
具体的な施策について、個別の手続きが生じる場合は、事前に費用を見積もりをいたします。
02 実行サポート
スケジューリングと実行
対策プランが決まったら、実行に移ります。
実行にあたり必要な手続き書類などをご用意いたします。
相続対策は数年にわたることもあるため、計画的な取り組みをサポートします。
成果のご報告(ビフォーアフター)

実行の結果、どれだけ対策ができたかをご報告し、お客様と成果を確認します。
税務署への代理申告・届出
税務署への申告や届出の作成が必要な場合は、弊所で代行いたします。
まとめ
以上が、弊所における相続対策の流れです。
最後に、相続対策はいつから始めたらよいのですか、とご質問をいただくことがございます。
お亡くなりになってからはほとんど対策できることがありませんので、お元気なうちに取り組まれるのがベストです。
病院などに入院されると、預貯金の資金移動一つにとっても大変困難になります。
手続きが難航している間に、間に合わなかったというケースはよく目の当たりにします。
弊社にご相談に来られる方のほとんどが税理士と話すことや相続が初めての方ばかりです。
もし、相続のことが気になり相続対策への取り組みをお考えの方は、WEBから予約よりご相談をお申し込みください。
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